【12月19日】先鋭インディペンデント・アーティストが集うパーティー「groundbreaking」が開催。starRo、マイカ・ルブテ、Kota Matsukawa(w.a.u)、徳井直生らが出演
インディペンデント・アーティストの持続的な活動を支えるコミュニティ「B-Side Incubator」初のパーティが開催される。
出演するのは、グラミー賞リミックス部門に日本人で初めてノミネートされ、現在は秋田県の田沢湖周辺で地域おこし協力隊のリトリート担当として「音楽と地域の新しい関わり方」をつくろうとしている音楽プロデューサーのstarRo、一貫してインディペンデントな活動形態を貫いてきたシンガーソングライター/音楽プロデューサーのマイカ・ルブテだ(ふたりともB-Side Incubatorの理事も務めている)。
また、いま最注目の音楽レーベル/コレクティブであるw.a.uを主宰するKota Matsukawa(voquote)と、自身もアーティストでありながら、最新のAI技術を用いた新しい「楽器」の開発に取り組むNeutoneの代表を務める徳井直生の出演も決定した(なお、出演する各メンバーはB-Side Incubatorが主宰するB-Side Schoolにて講師やメンターを務めている)。
いま日本の音楽シーンにおいて勢いを増す「インディペンデント」という活動のあり方は、既存の音楽シーンにおけるジャンルやスタイル、コミュニティに縛られすぎることなく、より高いオリジナリティと先進性につながっているはずだ。
インディペンデントな音楽シーンを牽引するアーティストたちと、次世代の才能が集う一夜。ぜひその熱気を体感してほしい。
groundbreaking
開催日時:2024年12月19日 22:00~2:00
場所:solfa (〒153-0042 東京都目黒区青葉台1丁目20−5)
DJ:
starRo
Maika Loubté
Nao Tokui
Kota Matsukawa
価格:¥1,500(税込)+1D
申し込み:こちらのリンクよりチケットをご購入ください
【出演者プロフィール】
starRo
音楽プロデューサー/一般社団法人B-Side Incubator理事
横浜市出身、秋田県仙北市を拠点に活動する音楽プロデューサー。 2013年、ビートシーンを代表するレーベル「Soulection」に所属し、オリジナル楽曲から、フランク・オーシャンやリアーナなどのリミックスワーク、アーティストへの楽曲提供なども行なう。16年に1stフルアルバム『Monday』をリリースし、The Silver Lake Chorus「Heavy Star Movin’」のリミックスがグラミー賞のベスト・リミックス・レコーディング部門にノミネートされるなど、オルタナティブR&B、フューチャーソウルなどのシーンを中心に注目を集める。音楽活動の傍ら、自身の活動経験、海外経験を活かし、インディーズ支援団体「SustAim」を立ち上げ、執筆やワークショップを通して日本のインディペンデント・アーティストの活性化のための活動にも従事。23年には、秋田県仙北市の地域おこし協力隊に任命される。リトリートや音楽を軸に仙北市の魅力を伝え、同時に仙北市に住む人びとと深く関わるようなプロジェクトを展開。そうした一連の活動を通じて、社会におけるアーティストの役割や持続的な活動スタイルを探求する。
マイカ・ルブテ(Maika Loubté)
音楽プロデューサー/シンガーソングライター/一般社団法人B-Side Incubator理事
東京在住のSSW/音楽プロデューサー/DJ。幼少期から十代を日本パリ香港で過ごす。先進的なエレクトロニックミュージックを基軸としながら、テクスチャーをはぎ取ったオーセンティックな「歌」そのものを重要視している。少人数のマネジメントチームとともにインディペンデントに活動しながらも、国内外のアーティストとのコラボレーションやサウンドプロデュース、リミックスなど多岐にわたり活躍する。20年10月リリースのシングル「Show Me How」はマツダ「MAZDA MX-30」のCMソングに起用された他、agnes b.・SHISEIDO・GAPなどのブランドとのコラボレーションも果たす。20年には「MUTEK.JP 2020」にてパフォーマンスを披露、24年には「DE-SILO EXPERIMENT 2024」にて研究者とのコラボレーションにより制作した楽曲「心象volcano」を発表するなど、実験的な表現活動を続けている。2023年、最新アルバム「mani mani」リリース。
Kota Matsukawa / voquote(コウタ マツカワ / ヴォコート)
クリエイティブ・レーベル/コレクティブ 「w.a.u」CEO、ファウンダー、プロデューサー︎
神奈川県横浜市出身。東京を拠点とするプロデューサー、ビートメイカー、ベーシスト。〈w.a.u〉ファウンダーのひとり。所属アーティストのreinaをはじめ、さらさ、VivaOla、Wez Atlasなど、数々のアーティストのプロデュースを手がけている。ダンスミュージックプロジェクト・voquoteとしても活動。
徳井直生
アーティスト/研究者
AIを用いた人間の創造性の拡張を研究と作品制作の両面から模索。アーティスト、デザイナー、AI研究者/エンジニアなどから構成されるコレクティブ、Qosmo(コズモ)を率いて作品制作や技術開発に取り組むほか、23年7月設立のNeutone(ニュートーン)では、AIを用いた新しい「楽器」の開発を手がける。21年1月には、これまでの活動をまとめた『創るためのAI — 機械と創造性のはてしない物語』(BNN)を出版し、21年度の大川出版賞を受賞した。博士(工学)。 https://naotokui.net/